取材班がゆくー第12回ー
取材班がゆく 第12回 アーバンシステム株式会社 斎藤誠さま、岩本和也さまインタビュー
第12回は、関東を中心にマンションの管理業務を行う、アーバンシステム様です。3700棟におよぶマンション管理のほか、共有部の定期清掃のスタッフ派遣や入居者退出後の原状回復工事やリノベーション工事も手掛けてらっしゃいます。
ホームステージング取組責任者の斎藤誠さま、広報担当の岩本和也さまにお話し伺ってきました。
―ホームステージングを導入されたきっかけは?―
入居率が低い賃貸物件の入居促進の一環としてホームステージングを取り入れようということになり、資格受講を決意しました。
―ホームステージングの形態を教えてください―
ほぼ一人で家具と小物の配送・設置を行っています。
ベーシックな家具をワンセット用意して、入居が決まったら次の部屋に移動するという仕組みです。自社でリノベーションした部屋にホームステージングするのですが、基本的な設置から、全てひとりで作業しています。
またホームステージングした部屋のVR画像を募集サイトに掲載しています。
―ホームステージングの効果はいかがでしょうか?―
クライアントからは確実に入居率が良くなったと評価いただいております。
―困ったことやトラブルはありますか?―
大きなトラブルは現在まではないですね。
室内の内装などに傷がつかないよう、ラグ・フェルトで養生したり、落ちても割れないものを使うように心がけています。
あえて困ったことというと、エレメンツを揃えるのが大変ということでしょうか。インテリアの分野はあまり得意ではないですが、いろんな方にアドバイスを頂きながらやっています。
あと、家具の配置パターンがマンネリ化しないよう試行錯誤しています。
―ホームステージングを導入して変わったことはありますか?―
本業がリフォーム・リノベーションですので家具が入るような間取り、壁紙にするなど
家具を置いたあとのイメージも含めてリフォームするようになりましたね。
―ホームステージングとはどのようなものだとお考えですか?―
ホームステージングはリノベーションした部屋をより魅力的に見せる手法と思います。
リノベーションのプラスαの部分として住む人の喜びを向上させ、幸福度が上がるツールとも考えています。
斎藤さま・岩本さま、ありがとうございました!