取材班がゆくー第2回ー
株式会社decoraの小沼景さんインタビュー
第2回は、リフォーム、増改築、減築、耐震補強、 オフィス・店舗のリフォームやレイアウト変更・管理物件のリフォームなど行う株式会社decoraの小沼景さんです。小沼さんはホームステージャー1級1期生、インテリア部門の講師も務めており、スタッフの宇田川さん・梶内さんお二人とも資格取得されています。
—ホームステージングを知った経緯を教えてください—
リフォーム産業新聞でホームステージングの存在を知りました。
もともと中古の再販物件にモデルハウスの真似事で家具・小物を入れていたのですが、HSは間取り感を伝えるなどプラスαの要素が多く、興味を持ちました。
今まで自分のやっていたことに名前が付いたと思い嬉しかったですね。
—ホームステージングのエピソードを聞かせてください—
17年前にリフォームしたお客様が、名刺の裏のハッシュタグ#遺品整理、生前整理という文字を見て、年内に家を処分したいので実家の空き家の整理をしてほしい、
という話がありました。リフォームとは別の角度からの相談があり、新しい仕事に繋がっています。
—ホームステージングしていてよかったこと—
リフォーム+ホームステージングというプラスαの提案ができるようになったことです。
自分たちで手掛けた内装にホームステージングを施すと完成度も高く、お客様に満足していただけると実感しています。
—ホームステージングで苦労している点はありますか—
物流・家具組立ての面で予算内におさめること、人手の面で苦労しますが
色々な人に手伝ってもらってやっています。
—ホームステージングのこれからについて—
じわじわ浸透していますが、もっと知られるべきと思います。
最近はインバウンドで家具付き物件も増えているのを感じますし、さらに需要があると考えています。
—小沼さんが考えるホームステージングとは—
もともとは賃貸・売買も含め物件の価値をあげ中古住宅をより高く早く売る為の手法ですが
日本独自の問題も含んだ、住宅のトータルコーディネート・トータルアドバイザーでしょうか。
小沼さん、ありがとうございました!