『快適空間判定装置及びプログラム』 ビジネスモデル特許が許可され建築学会で発表 快適性の評価値を表す 「快適空間比率」及び「快適収納比率」を商標登録
快適な住まいと暮らしを実現するための様々な問題を専門知識と技術で解決することで、住まいの価値や暮らしの質を高めるホームステージングの普及活動を行う一般社団法人日本ホームステージング協会(東京都江東区/代表理事:杉之原 冨士子、以下 日本ホームステージング協会)が開発した『快適空間判定装置及びプログラム』ビジネスモデル特許が許可されました。この特許は室内空間に応じた快適な家具や家財の容積を客観的に判定するものであり、2020年度日本建築学会大会(関東)学術講演会にて発表し『住空間における家具等の空間比率と快適性に関する傾向』(監修:橋本 真一氏 株式会社エムズラボ(一級建築士事務所)代表取締役/芝浦工業大学 非常勤講師)の調査結果を活用しております。また、ビジネスモデル特許の快適性の評価値を表す「快適空間比率」「快適収納比率」の商標登録も合わせて取得したことをご報告致します。この特許を活用することにより、所有している家具や家財の適正量を把握することができ、快適な住生活実現の一助になるものと考えております。
2020年度日本建築学会大会(関東)学術講演会
講演題目 :住空間における家具等の空間比率と快適性に関する傾向
講演番号 :5572/5573
部門 :建築計画
セッション名:空間知覚・空間認知
●ビジネスモデル特許について
特許第6664679号
発明の名称:『快適空間判定装置及びプログラム』
内容:
今持っている荷物(家具・家財)が、どのくらいの量なのか、それが適切なのかほとんどの方がわかりません。このプログラムで住空間と家具の快適な割合を数値化することで、いつでもだれでも適正量が分かるようになります。快適空間にするために、室内空間に対しての家具容積を数値化することで、お客様自身が多すぎると判断できるようになります。今回、実証実験のもとに快適空間比率を算出し、その基準を段ボール1箱=1ポイントとしました。収納家具についても同じように家財量の快適収納比率を自動算出できます。多すぎる家具、家財を移動、保管、廃棄に振り分け移動距離など指定すると、移動料金、車両種別、保管料金、廃棄料金が自動算出されます。このビジネスモデル特許は、住宅や不動産業界をはじめ、家具・インテリア、引越業界など住まいに関わる多くの業界で利用可能になるだけでなく、特に、ホームステージャー(※)や一般の方々にも簡単に取り扱いができます。
1ポイントの単位 ダンボール1箱=1ポイント
ビジネスモデル特許出願で導入した容積の単位。
この単位を基に空間の快適さを数値に転換します。
日本ホームステージング協会の法人会員企業は現在54社となり、ホームステージャー認定資格者は日本全国(一部海外含む)で、3,602人になりました(8月25日現在)。日本ホームステージング協会は、法人会員企業がホームステージングを導入することで、事業拡大に生かしていけるよう、各種情報提供、機会の創出を行います。
併せて、ホームステージングの知識と実務のノウハウを持った人材であるホームステージャーの育成と様々な企業と連携した取り組みで、ホームステージングの普及を目指します。
※「ホームステージング」の基礎知識と実践ノウハウを習得した日本ホームステージング協会認定資格の保有者
【ホームステージングとは】
快適な住まいと暮らしを実現するための様々な問題を専門知識と技術で解決することで、住まいの価値や暮らしの質を高めることをホームステージングと定義しています。具体的には、片付け・掃除・廃棄・保管これらに関連する物流知識・インテリア・小物の活用、時には遺品整理を含めて、より快適な暮らし、住み心地のよい住まいを実現するための専門知識や技術で構成されています。日本ホームステージング協会では、日本の住宅事情に合った日本独自のホームステージングを体系化し、ホームステージャーの育成と普及活動を行っています。併せて、住宅に関連するすべての業界の活性化と一人ひとりの住まいや暮らしに役立てられるよう、事例を収集・分析したホームステージング白書も発行しています。
【組織概要】
名称 : 一般社団法人日本ホームステージング協会
設立 : 2013年8月19日
事務局 : 〒135-0042 東京都江東区木場6丁目4-2 KIビル4F
電話番号: 03-6810-5708
URL : https://www.homestaging.or.jp/
代表理事: 杉之原 冨士子
事業内容: 日本の住宅事情に合わせたホームステージングを体系化し、
知識とノウハウをホームステージャー認定講座で提供。
ホームステージャーを活用した企業サポート等を実施。