ホームステージングの唯一の認定資格

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日本のホームステージングに関する調査結果  「ホームステージング白書2020」を2021年1月6日(水)より公開

~2020年は「多様なホームステージングの広がり」の年に~

快適な住まいと暮らしを実現するための様々な問題を専門知識と技術で解決することで、住まいの価値や暮らしの質を高めるホームステージング(※1)の普及活動を行う一般社団法人日本ホームステージング協会(東京都江東区/代表理事:杉之原 冨士子、以下 日本ホームステージング協会)は、このほど日本のホームステージングに関する調査「第4回ホームステージング実態調査」を実施し、調査結果を「ホームステージング白書2020」として2021年1月6日より日本ホームステージング協会ホームページで公開します。(協会ホームページURL https://www.homestaging.or.jp/file/hakusyo2020.pdf )

     ホームステージング白書2020

 

実績件数が昨年100%として

今年100%未満、100%以上

と回答した人の割合

この調査は、北海道から沖縄まで全国のホームステージングを導入している不動産仲介、賃貸関連会社及び個人オーナー、ホームステージング会社やホームステージャー(※2)を対象に、ホームステージングの実態調査を行いました。今年はより手軽により多くの方にアンケートをして頂けるようネットによるアンケート方式を取り入れました。

調査は、不動産仲介、不動産賃貸、ホームステージングの各業種別に分けて調査をしています。昨年同様、全米リアルター協会(※3)のホームステージング統計データを参考に調査を行っています。

 

今回の調査で、賃貸、仲介共に95%以上がホームステージングは効果があると回答しています。ホームステージングを導入している人は、昨年同様効果を実感しているという結果となりました。

昨年2019年に「ホームステージングはまだまだ成長期が続いている」としました。今年は、コロナ禍によって、VRホームステージングやホームステージングした物件の3D撮影した映像が見られるなど非接触型のホームステージングが新たに導入され、2020年は「多様なホームステージングの広がり」の年となりました。 

 

次回のホームステージング白書2021は、2022年1月頃の公開を予定しています。日本ホームステージング協会は、今後もホームステージング白書を通じて、住宅ストック市場の活性化に寄与します。調査概要は次のとおりです。

 

■調査概要

・調査名   :第4回ホームステージング実態調査

・調査対象期間:2019年9月1日~2020年8月31日

・調査実施期間:2020年9月1日~11月30日

・回答方法  :Googleフォームでの質問に回答収集

・回答総数  :210件(不動産仲介55/不動産賃貸45/ホームステージング105)

 

 

■主な調査内容

・ホームステージング実施後成約までの期間

・ホームステージングにかかる費用

・ホームステージングを実施する基準

・ホームステージングする部屋の重要度

・ホームステージングによる影響(PV数、問い合わせ数、内見者数、内見時間)

・ホームステージングの実施件数昨年比

・コロナの影響と対応の変化

 

 

※1 日本ホームステージング協会では、快適な住まいと暮らしを実現するための様々な問題を専門知識と技術で解決することで、住まいの価値や暮らしの質を高めることをホームステージングと定義しています。

※2 当協会が企画運営するホームステージャー認定講座の認定試験に合格して資格を取得した方です。

※3 アメリカ最大の業界団体で不動産業界を代表する活動をしている。

会員は1200のローカル協会と54の州協会、自治連邦地区に属す会員と66か国87の提携団体の国際会員で構成されている。

 

 

1-1 ホームステージング実施後 成約するまでの期間

ホームステージング実施後、成約までの期間は仲介賃貸共に、1ヶ月以内の回答が90%を超えています。特に賃貸はホームステージング後の成約が非常に速いことがわかります。

 

1-2 ホームステージングにかかる費用(リフォーム、不要家財回収、家具販売などを除く)

2019年の調査で賃貸におけるホームステージングの費用は、7万~10万未満が最も多く、家賃の約1か月分という結果でしたが、今年は5万未満が最も多く、半数以上となっています。これは、家具等は設置せず小物だけで、できるだけ費用をかけずにホームステージングを行う賃貸物件が増えたのだと思います。この影響は、仲介でも同様で、予算をかけずにホームステージングをする傾向は表れており、2019年のホームステージング費用は10万~20万未満がもっと多かったのですが、今年は、5万未満~20万未満まで、ほぼ等分に分かれています。これは、費用をかけずにできるだけ多くの物件に、自分たちでホームステージングをする会社が増え、物件によってホームステージング会社に委託するという流れになったのではないかと思います。また、実際に家具小物を設置するのではなく、VRホームステージングが導入され、費用を抑えられるようになったと考えられます。

 

1-3 ホームステージングは効果があると思うか?

仲介・賃貸ともに「効果があった」との回答が95%以上になっています。特に、賃貸は「非常に効果があった」と60%以上が回答し、賃貸においてホームステージングの効果が高いことを実感している人が多いことが分かります。

 

1-4 コロナでどんな影響がありましたか?

全く影響がなかったと回答が一番多かったのは、賃貸業です。一方で、内見数が減った、空室が増えたという回答も多くありました。

例えば、学生向け賃貸は授業がオンラインになり、学生が実家に帰ってしまい住まいを引き払っている状況。昨年民泊のホームステージングが非常に増えましたが、今年は、民泊は殆ど予約なしということで、リモートワーク用ホームステージングに変えた人もいます。

仲介業では契約件数や内見数が減ったという回答が多くありました。対面営業ができなくなったことで、バーチャルホームステージングやホームステージング物件を3D動画撮影をしたり、WEB内見を導入する会社が増えました。

それぞれの業界でコロナの影響で5月ごろまで、落ち込んでいたが、6月以降上向きになってきたとの話を聞いています。

 

1-5 コロナ禍での変化と新たなサービスの提供

・対面営業ができなくなった

・空室物件を希望される方が増えた

・バーチャルホームステージングを導入した

・ZoomなどのWEB内覧を導入した

・3D動画を提供するようになった

 

 

●日本ホームステージング協会について

現在、法人会員企業は58社(団体含む)となり、ホームステージャー(※2)取得者は日本全国(一部海外含む)で、3,717人です(2020年12月末日現在)。日本ホームステージング協会では今後も、ホームステージングの知識と実務のノウハウを持った人材「ホームステージャー」の育成と、各地域のホームステージャーを育成する認定講師の育成など、様々な企業と連携した取り組みで、ホームステージングの普及を目指します。

 

※1 出典:公益社団法人全国賃貸住宅経営者協会連合会による平成25年住宅・土地統計調査結果を用いた推計

※2 「ホームステージング」の基礎知識と実践ノウハウを習得した日本ホームステージング協会認定資格の保有者

 

 

●ホームステージングとは

快適な住まいと暮らしを実現するための様々な問題を専門知識と技術で解決することで、住まいの価値や暮らしの質を高めることをホームステージングと定義しています。具体的には、片付け・掃除・廃棄・保管これらに関連する物流知識・インテリア・小物の活用、時には遺品整理を含めて、より快適な暮らし、住み心地のよい住まいを実現するための専門知識や技術で構成されています。日本ホームステージング協会では、日本の住宅事情に合った日本独自のホームステージングを体系化し、ホームステージャーの育成と普及活動を行っています。併せて、住宅に関連するすべての業界の活性化と一人ひとりの住まいや暮らしに役立てられるよう、事例を収集・分析したホームステージング白書も発行しています。

 

【組織概要】

名称  : 一般社団法人日本ホームステージング協会

設立  : 2013年8月19日

事務局 : 〒135-0042 東京都江東区木場6丁目4-2 KIビル4F

電話番号: 03-6810-5708

URL   : https://www.homestaging.or.jp/

代表理事: 杉之原 冨士子

事業内容: 日本の住宅事情に合わせたホームステージングを体系化し、

      知識とノウハウをホームステージャー認定講座で提供。

      ホームステージャーを活用した企業サポート等を実施。

 

【本件に関するお問い合わせ先】

日本ホームステージング協会広報事務局

Mail: customer@homestaging.or.jp

TEL : 03-6810-5708

FAX : 03-6810-5718

 

  

 

  

    

  


     

 

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